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神宮会館 館外施設のご案内

ばら園

神宮ばら園

神宮ばら園は、神宮参拝者や神宮会館利用者に心の潤いを与え、神宮外苑の名所とするため三重県ばら会の助勢を得て、昭和62年10月に開園しました。
春と秋にはバラ花を神宮に奉納して、三重ばら会南勢支部のばら展が開催され、多くの方々が来園されます。

広さ
約1,000㎡
種類・株数
150種類・450株
開園時期
春5月中旬~6月中旬  秋10月下旬~11月上旬
その年の気候により前後いたします。
必ず開園日をご確認頂きお越しください。
開園時間
午前8時30分~午後4時30分
入園料
無料(但し、駐車場は有料)

雪の如く咲く花に例えて名付けられた「如雪園」の一画に春秋、120種、450株のバラが咲き乱れる「神宮ばら園」。
プリンセス・ミチコ、マサコ、アイコなどの艶やかな色と香りをお楽しみください。


神宮のお膝元に花の名所を

 神宮ばら園開設のきっかけとなったのは、当時の三重県ばら会会長・清水武夫氏よりのバラ苗の献納でした。
 現在園のある辺りは、もともと内宮禰宜・中川経高の山荘があったところで、その庭園には雪が降る如く花々が咲き乱れていたといい、一帯は「如雪園」と名付けられていました。神宮のお膝元に花の名所を復活させ、参拝者にひととき目の保養をしていただこうと、花園が造られたのです。
 開園当初は57種、300株が植えられました。その後、岡山市のアール・エス・ケイバラ園や、山陽放送株式会社など、いくつかの企業や個人から苗の献納があり、三重県ばら会南勢支部の協力を得て、現在では120種、450株が咲きほこる見事な花園へと成長しました。


必見のプリンセスローズ

 つるバラのトンネル・アーチをくぐった園内には、休憩舎と散策道が設けられ、品種毎にプレート表示された多種多様なバラが迎えてくれます。
 花弁が五枚で平らに開く一重咲のコクテールや、花弁の先が尖ったクリスチャンディオール、赤ちゃんの頭ほどの大きな花を咲かせる花音(カノン) や月光、米粒大の小さな花をいっぱいつけるピンクジュエルスなど、ひとくちにバラと言っても、色や形も咲き方もさまざま。
 来園者に人気があるのは、白い花で香り高いホワイトクリスマスや、ビロード のパパメイアン、紅茶色のブラックティーなど。また、ソプラノ歌手のマリアカラス、宝塚歌劇団の天津乙女、第16代アメリカ大統領リンカーンなど、世界の著名人にちなんだ名を持つバラも印象に残るようです。
 園の東側、神宮会館と隣接する斜面に、ほかの花と独立して並び植えられているのがプリンセス・ローズ。プリンセス・ミチコ、マサコ、アイコなど、どなたもご存知の高貴な名が冠された美しい花に、皇女のお姿を重ね合わせて、ぜひご鑑賞くごさい。


春と秋の見頃に備えて

 園内のバラの多くは、開園当初に植えられたもの。御遷宮の式年と同じ歳月を重ねて、もはや老木の域にさしかかっています。 もともとバラは四季咲きの花ですが、神宮ばら園では春(5月)と秋(10月)の2シーズンだけ開花させ、それ以外の季節につけた蕾は摘み取っています。
 それは、木の負担を少なくし、開花時期を合わせて来園者に花盛りを楽しんでいただくため。ただし、一年を通じて手入れは欠かせません。
 冬から春先にかけては、施肥などの土づくりと、草の発生を抑え表土の乾燥を防ぐワラ敷き。つるバラの誘引などもこの時期に行われます。春と秋の開花前には、剪定と芽欠き(蕾の摘み取り)をし、開花後はすみやかに花を摘んで木を休ませます。もちろん、害虫の防除も怠ることはできません。 こうした丹精により、来園者をいやし、感動させてくれる美しい姿を見せてくれるのです。
 春と秋の見頃に合わせて、神宮会館西館ロビーでは、三重ばら会南勢支部による「ばら展」が開催されます。切り花や鉢植えなど、いくつかの部門で優秀賞が選ばれ、展示表彰されて多くの来場者を集めます。
 また、ばら園では苗や肥料の販売もあり、これからバラを育てたい方は、ばら会会員や園の管理者に、手入れの仕方などを気軽に相談できます。
同会では、2月と9月の剪定適期にも講習会を開き、愛好家の拡大に努めています。
 秋、伊勢神宮の神苑では国を代表する花である菊が展示されますが、すぐ近くの神宮会館裏山に、おとぎの国のようなバラの花園があることを知っていただき、参宮の帰りにぜひ、美と芳香をお楽しみいただければと思います。
また、神宮ばら園には、俳祖荒木田守武の「元日や神代のことも思はるる」の句碑が建立されております。

※「三重県ばら会」は平成19年4月1日より「三重ばら会」に改称されました。


 
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