伊勢市を中心に点在する神宮125社の多くは田んぼや里山など人々の暮らしの近くに鎮まる小さなお社で、そこには様々な神様がまつられています。125社を巡拝することで神宮や神様をより身近に感じていただく機会になれば幸いです。どのコースからも参加いただけます。
※全コースを1巡された方は参加できません。
講話や夜間参拝、古殿地清掃などを通じて、神宮や神道についての知識や教養を深めていただきます。多くの方に参加いただけるように春と秋に同じ内容で開催します。
※参加は春と秋のどちらか1回になります。
昨年ご鎮座100周年を迎えた倭姫宮。ご祭神倭姫命にゆかりある神宮の神社や関係施設、伝承地等を訪ね、そのご偉業をより身近に感じていただきます。
※参加は神宮125社まいりを1巡された方のみ。
小笠原流弓馬術礼法三十一世宗家小笠原清忠氏を講師に迎え、日本古来の礼法などを身をもって学んでいただきます。翌朝は外宮特別参拝、お神楽奉納の後、市内の歴史文化施設を訪ねます。
神宮の祭典で特に重要とされる三節祭のうち、6月と12月の月次祭「由貴夕大御饌の儀」を奉拝します。浄闇の中、繰り広げられる厳粛な祭典に、千古変わらぬ祭りの意義を肌で感じていただきます。
大御神様に日頃の御神恩へ感謝を捧げるとともに、皇室国家の弥栄と会員各位の健勝と隆昌を祈念してお神楽を奉納します。夜は別宮の月次祭「由貴夕大御饌の儀」を奉拝いただきます。多くの方にご参加いただけるよう、今年度より2回開催します。
6月晦日の夏越の祓いの風習にちなみ、身に着けられる疫病除けの「茅の輪」を作ります。併せて暑い夏を無事に乗り切れるよう神宮を参拝し、茅の輪や蘇民将来の伝承にゆかりのある伊勢市二見地区の神社をお参りします。
8月1日(八朔)に五十鈴川で水を汲み、神域内の瀧祭神にお参りしてから自宅の神棚に供え、無病息災・家内安全を願う伊勢の風習を体験いただきます。前日には内宮特別参拝とお神楽を奉納し、神宮に関する講話と神宮のご許可を得て特別に内宮の夜間参拝を行います。
夏休みの小学生とその家族を対象に、神宮や周辺に広がる自然に親しみ、感謝の気持ちを育んでいただきます。また神宮施設の見学や工作教室、火きり体験は忘れられない思い出となるでしょう。多くのお子さんに参加いただきたく、今年度は同内容を2回開催します。(日帰り)
神宮神嘗祭にあわせ、伊勢の神領民がその年に採れた稲穂(初穂)を大御神様に奉納する初穂曳に「特別神領民」として外宮初穂曳に参加いただきます。奉曳後は内宮特別参拝とお神楽奉納、夜には外宮神嘗祭「由貴夕大御饌の儀」を奉拝します。
国民総参宮の趣旨のもと、私たちの命の源である五穀の豊かな稔りをもたらされた大御神様のご神威に感謝の真心を捧げます。全国の神社関係者、団体並びに農業関係者のご理解ご協力のもと、盛大に斎行されます。
大御神様に1年の無事を感謝申し上げるとともに、新年を前に皇室国家の弥栄と会員各位の健康と隆昌を祈念して、お神楽を奉納します。夜には別宮月次祭「由貴夕大御饌の儀」を奉拝いただきます。
冬至の早朝、内宮の宇治橋の正面から昇る朝日を拝み、内宮の特別参拝をします。前日には職人を招いて、伊勢伝統の注連縄製作を体験いただきます。(要予約)
出来た注連縄はご自宅にお飾りいただき、年神様をお迎えいただきます。
人生の節目とされる「厄年」や「還暦」に外宮内宮をお参りし、伊勢志摩の幸を盛り込んだ神宮会館料理長考案の「お祝い御膳」をお召し上がりいただいて、これから先も健やかな人生が続くように祈願します。厄年まいりは厄年を迎える方とそのご家族、還暦まいりは還暦を迎える方とその家族が対象となります。併せて、お参りのおしるしとして、厄年の方には厄祓いのお守り、還暦の方には健康招福のお守りをお受けいただきます。
神宮125社のうち、両正宮と14別宮を1泊2日でお参りします。両宮を特別参拝し、内宮祈年祭「奉幣の儀」を奉拝します。伊勢から遠く離れた瀧原宮や伊雑宮へも参拝しますので神宮全てのご朱印を一度に集めたい方にもピッタリの行事です。
将来ご遷宮のご用材になることを願い、神宮職員と共に宮域林へヒノキの苗木を植えるお祭りに参列します。前日には神宮林に関した講話を行います。両日を通して森林の持つ涵養機能の大切さや自然への畏敬の念を培います。
伊勢神宮崇敬会では、さまざまな奉賛活動を行っています。本会設立時から日本相撲協会の協賛を得て開催する「神宮奉納大相撲」は毎年春ごろの開催予定です。また、伊勢参宮を体験した小学生による「お伊勢まいり作文コンクール」を開催し、次世代を担う青少年の育成にも努めています。
[写真左]神宮奉納大相撲
[写真右]お伊勢まいり作文コンクール