伊勢神宮崇敬会について

概要

 本会は、第59回神宮式年遷宮(昭和28年)の募財のために戦後設立された「伊勢神宮式年遷宮奉賛会」を母体として、昭和28年12月、「財団法人伊勢神宮奉賛会」の名称で設立しました。 平常時における神宮奉賛活動を行なうことを主眼とし、総裁に神宮祭主の北白川房子様を戴き、会長には佐藤尚武氏を選んで、各都道府県に地方本部を置き、事務局は神宮崇敬者参宿所(現在の『神宮会館』)に置かれました。 その後、第60回伊勢神宮式年遷宮奉賛会の設立に伴い、同40年9月、名称を「財団法人伊勢神宮崇敬会」と改めて今日に至っております。 設立当時の主な事業は、神宮奉護に関する事業の実行、神徳宣揚講演会の開催、地方組織の強化と会員の募集、参宮の奨励、新穀感謝祭の斎行と農事関係その他功労者の顕彰、神宮崇敬者参宿所(神宮会館)の経営、公共団体等各種事業に対する奨励援助を行い、現在も引き継がれています。

 平成25年4月1日、公益法人制度改革に伴い「一般財団法人伊勢神宮崇敬会」に移行し、引き続き『お伊勢さまと皆様の懸け橋』として全国の皆様に親しまれる崇敬会を目指して、神宮崇敬の裾野の拡充に努めています。

 施設としては昭和30年に神宮相撲場、同38年に神宮弓道場、同39年に神宮会館大講堂、同48年に第60回神宮式年遷宮の付帯事業としての遷宮記念館(現在の神宮会館西館)が建設されました。また平成4年には第61回神宮式年遷宮を機に、神宮会館本館が完成しました。

昭和28年の設立以来、奉賛会員を募りその活動を行なってきましたが、組織的基盤が極めて弱く、十分に力を発揮するに至らなかったのが実情でした。そこで、現下の神宮をとり巻く厳しい社会情勢に対応すべく、崇敬者との更なる連繋を図り、より強固な神宮奉賛の組織を築くため、平成7年4月から年会費制による『会員制度』(登録会員制)を施いて、その拡充に努めています。

歴代会長 佐藤 尚武昭和28年~昭和46年 中野種一郎昭和47年~昭和49年
松下幸之助昭和49年~昭和58年 弘世  現昭和58年~平成8年
細川 護貞平成8年~平成10年 東園 基文平成10年~平成18年
豊田章一郎平成18年~平成29年 松下 正幸平成29年~

伊勢神宮崇敬会役員(理事・監事)

会 長 松下 正幸
副会長 齊藤 郁雄
理事長 亀田 幸弘
理 事 上島 憲 岡谷 篤一
河村 基夫 小林 哲也
小山 元治 塚原 德生
西田 明男 早川 茂
久田 哲也 山野 稔
湯澤 豊
監 事 伊藤 歳恭 後藤 康雄
日比 敏明

伊勢神宮崇敬会評議員

評議員 井上 與一郎 植田 淳一
小笠原 清忠 小串 和夫
黒木 治夫 高麗 文康
坂本 広行 谷川 博之
濱田 典保 春田 善和
藤井 秀嗣 本郷 啓介
松山 文彦 宮下 克美
渡部 公麿
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