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豊受大神宮(とようけだいじんぐう)御正宮
豊受大御神(とようけのおおみかみ) |
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祭神は天照大御神の大御饌(お食物・お食事)の守護神で、全ての産業の守り神である豊受大御神。
天照大御神のお告げによって、丹波の国(京都府下・天橋立付近)からお迎えしてご鎮座された。内宮ご鎮座の481年後である。昭和52年(1977)にはご鎮座1500年の佳年を迎えた。「外宮(げくう)」とも申し上げ、皇大神宮の内つ宮(うちつみや)に対して外つ宮(とつみや)の意味である。
御垣内東北に御饌殿(みけでん)が、西北に外幣殿(げへいでん)がある。御饌殿では毎日朝夕二度、天照大御神・豊受大御神をはじめ神々に大御饌がたてまつられている。
第62回神宮式年遷宮では平成25年(2013)10月5日に遷御の儀(せんぎょのぎ)が斎行された。
ご正殿のお屋根は萱葺(かやぶき)で、その棟に鰹木(かつおぎ)9本が並び、お屋根の両端に外削(そとそぎ・先端を垂直に切る)で風穴(かざあな)二つの千木(ちぎ)が立っている。お屋根は太い棟持柱(むなもちばしら)がささえている。内宮は鰹木が10本、千木が内削(うちそぎ・先端を水平に切る)で風穴二つ半である。すべて直線式で桧の素木造(しらきづくり)、掘立式(ほったてしき・柱の本を直接地中に埋めて建てる方法)という純日本風の建築様式であり、これを唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)といっている。
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